2020年10月11日よりスタートしたドラマ「危険なビーナス」は、原作のあるドラマですが、回を追うごとに謎が明らかになってワクワクさせられる作品です。
いったい犯人は誰なのか?原作があるので、ドラマ版でが原作と違う展開になることも無きにしもあらずですが、さほど同じ流れになるのであればストーリーをいじることは無いと思われます。
そこで、この記事ではドラマ「危険なビーナス」について、原作のをもとに結末をネタバレしていきたいと思います!
目次
危険なビーナスの原作をザックリと解説!
ドラマ「危険なビーナス」は、東野圭吾氏が原作者の小説を元にした作品です。主人公の女性に対して惚れやすい性格の手島伯朗が、弟の明人の妻である楓と共に、失踪した明人の捜索や遺産相続に関係する問題を解いていくという物語です。
サスペンス系の作品によくありがちなテーマに加えて、主人公と弟の嫁との恋愛模様も描かれるところは、ドラマ版のキャスティングでも妻夫木聡さんや吉高由里子さんを起用していることから見ごたえある展開になるのは間違いないでしょう!
危険なビーナスの原作の犯人と動機をネタバレ!
ここからは、「危険なビーナス」の原作のネタバレをしていきますので、ネタバレを知りたくないという方は、お読み頂くのをご遠慮ください。
明人を誘拐した犯人をネタバレ!
明人を誘拐した犯人は兼岩憲三で、伯朗にとって義理の叔父にあたる人物です。
\#危険なビーナス 人物紹介/#小日向文世 さん演じる兼岩憲三は #妻夫木聡 さん演じる伯朗の叔父さん😊
矢神家に苦手意識のある伯朗にとって兼岩家は貴重な心安らげる場所になります💦
憲三と、#坂井真紀 さん演じる順子はお酒が好きなご夫婦🍶
兼岩家のシーンはきっと楽しくなりそう…楽しみ…🥺 pic.twitter.com/wQx9Ylq53s— 18日第2話放送‼️『危険なビーナス』【公式】TBS日曜劇場 (@kikenna_venus) September 14, 2020
犯行の動機は、故・手島一清(伯朗の父)が手掛けた絵画作品の「寛如(かんじょ)の網」を手に入れたかったからというものでした。
犯人・兼岩憲三が絵画を入手したかった動機や思惑とは?禎子の死にも関係していた?!
ここからは、「危険なビーナス」の原作のネタバレをしていきますので、ネタバレを知りたくないという方は、お読み頂くのをご遠慮ください。
兼岩憲三は、大学教授で数学を専門としていたことから、「寛如(かんじょ)の網」の価値がわかっていたから。というものでした。
また、憲三によると「寛恕の網」に描かれた図形は法則性が完璧であるとして、数学的にも関心度が高いものだったとかで、犯罪を犯してでも手に入れたいという欲求を掻き立てるものだったとか!
作者の手島一清本人も、人間が立ち入る領域のモノではないと判断したため、敢えて絵を未完のままにしたとのこと。
では、なぜ明人を誘拐したのかというと、遺産がすべて明人に渡ることとなれば、「寛恕の網」も明人の手に渡ってしまい、明人は数学的知識があるので(憲三の著書にて学んでいた)価値がわかってしまうことを懸念したためでした。
実際には、一清の遺品が出そろって「寛恕の網」も遺品であると判断されたら、長男である伯朗のもとに行くことになることや、一清の絵は兼岩家にて保管していることもあり、簡単に入手できる狙いがあったようです。
また、伯朗と明人の母・禎子の死にも憲三が関与していました。16年前に、「寛恕の網」が禎子の実家にあるのではと勘ぐって忍び込んでいたところを目撃されたために、もみ合いになった挙句、禎子は脳震とうを起こした状態になったものの、そのまま事故に見せかけて死なせてしまったというのが真相でした。
憲三が犯人とわかったきっかけと、結末について
ここからは、「危険なビーナス」の原作のネタバレをしていきますので、ネタバレを知りたくないという方は、お読み頂くのをご遠慮ください。
憲三は、明人を「プロ」に依頼をして明人の監禁をしたはずが、楓によるとシアトルに滞在していると言われて困惑していた様子でした・・・
現在は更地になってなくなっていたと思われた、小泉の家(伯朗の母・禎子と叔母・兼岩順子の実家)は現存していました。憲三は、写真を見せられた時には存在しないと思っていたのに、現存していることに気が付きます。
ちなみに、小泉の家を残していたのは康治で、小泉がなくなって更地になったと親族たちには嘘をついていました。その理由は二つあります。
- 小泉の家が、禎子が亡くなった証拠の場であること
- 「寛恕の網」を封印しておく為
そんな状況のなか、伯朗も小泉の家が今も残っていることを知り、康治の研究資料を捜すために駆け回っていました。そんな折、叔母の順子に小泉の家の中に対して秘密の部屋の有無を確認していたところ、憲三が盗み聞きをしていたため、小泉の家が現存することに気づき始めます。
その後憲三は、先回りをして小泉の家の中に研究資料を置いておびき寄せます。憲三の思惑どおり、伯朗は憲三が置いていった研究資料に喰いつきます。
しかし、伯朗は小泉の家が現存している事実を知らせた人物と資料を置いていった人物は同一ではないかと勘ぐり、楓とともに引き返します。その時、伯郎と楓のふたりは憲三と鉢合わせになってしまいます。
その後、観念した憲三は小泉の家と「寛恕の網」を燃やして、命を絶とうとしますが、楓がとっさの判断で救い出します。一方、伯朗も脱出することができたものの、過去を思い出してふすまの中に「寛恕の網」があることに気づきます。
手島一清が「寛恕の網」を描けるようになった理由とは?
\ あと3️⃣時間‼️#危険なビーナス 第7️⃣話/
一清役 #R指定 さんと幼い伯朗 #森島律斗 くんのお写真📸#妻夫木聡 さん演じる伯朗の幸せなあの頃😢
一清さんはどんな絵を描いているのでしょう👨🎨#CreepyNuts の #情熱大陸 で出てきたシーンも今夜出てくるかも…⁉️見逃した方はTVerでまだ見られます👀 pic.twitter.com/QkDiZmfTUA— 第8話は29日放送‼️日曜劇場『危険なビーナス』【公式】 (@kikenna_venus) November 22, 2020
手島一清が、「寛恕の網」を描けるようになった理由は、一清が脳腫瘍となったために、康治の治療を受けた副作用の為に「後天性サヴァン症候群」を発症してしまったためです。
ちなみに、「研究資料」というのは、「後天性サヴァン症候群」のことを指します。この病状の影響によって「寛恕の網」を産み出すことができたのです。
また、伯朗が康治を嫌うきっかけとなった動物実験というのは、「後天性サヴァン症候群」の研究を行っていたというものでした。
動物実験を始めたのも、一清が早期に亡くなってしまった為、人体実験ができなくなったためでした。しかし、動物では人間のように絵を描いたり音楽を演奏したりしないので、中止することにしました。
その後、康治は研究資料として「後天性サヴァン症候群」の発症例を調べて研究資料としてまとめたのでした。
楓の正体と、伯朗&明人の関係をネタバレ!
“危険”なラブサスペンス💥
『#危険なビーナス』第4話#Paravi で見逃し配信スタート▷https://t.co/u5v88OeXLc百合華(#堀田真由)から、いなくなった母・祥子(#安蘭けい)を一緒に探してほしいと頼まれた伯朗(#妻夫木聡)。
支倉家を調べ始めると、差出人不明の不審な手紙が見つかる✉️@kikenna_venus pic.twitter.com/f0UdrOvdSu— Paravi(パラビ) (@_paravi_) November 1, 2020
ここからは、「危険なビーナス」の原作のネタバレをしていきますので、ネタバレを知りたくないという方は、お読み頂くのをご遠慮ください。
原作によると、八神楓が明人の嫁であるというのは、まったくのでたらめで、真相は明人を誘拐したとされる犯人逮捕の為に、身分を偽って伯朗に接近してきた潜入捜査官でした。
そして、失踪したと思われていた明人は、実は失踪しておらず、事前に警察から明人に対して「拉致監禁される可能性がある」と聞かされていて保護されていました。
そして、警察から潜入捜査を提案されていて、その交換条件として母・禎子の死の真相について再捜査することも。
楓の正体を知った伯朗は、驚きとショックを隠せない様子でしたが、最終的には伯朗の勤務先の動物病院に訪れて、「これから長い付き合いになるかもしれないから、宜しく」といったセリフとともに交際がスタートするようなので、とりあえずはハッピーエンドで締めくくるようです。
嫌味な勇磨も味方になっていた!
\ あと1️⃣時間‼️#危険なビーナス 第7️⃣話/
矢神楓役 #吉高由里子 さん@ystk_yrk と
矢神勇磨役 #ディーン・フジオカ さん@DeanFujioka のお写真📸綺麗な夜景🌃✨
新たな親族同士こんなに仲良さそうに😳💦
伯朗さんに怒られちゃいますよ😱💨どんなシーンなのか9時からの第7話放送でご確認下さい🤫 pic.twitter.com/egx5EkUJxV
— 第8話は29日放送‼️日曜劇場『危険なビーナス』【公式】 (@kikenna_venus) November 22, 2020
勇磨も、当初は八神家の当主になることを狙っていて、研究資料をビジネスとして使うことを目論んでいましたが、明人が保管をしていました。
勇磨は、途中から楓の潜入捜査に気づいていて、協力者となっていました。ドラマでも楓と接近している描写があるので、フラグなのではないかと思われます。また、敵役っぽい描写もありますが、それはミスリードの可能性が高いです。
明人は、八神家の遺産を相続して勇磨とともに八神家を復興させようと働きかけます。
さいごに
個人的に、伯朗に対してマウントを取っているように見えた勇磨が、実は協力者となっていたのが驚きでした!そして、ちょい役だと思われていた憲三が犯人という事にも。
だけど、登場人物の中から犯人像を考えると、これまでの経緯からも憲三であるというのはしっくりきます。伯朗が嫌っていた康治の実験は、実は一清のためだったことも後々わかってもらえたら良いのですが。
ドラマの中でもたびたび楓が怪しいと言われていましたが、潜入捜査官ということであればどこか頷けてしまいます。ラストは、楓と伯朗が結ばれる結末にドラマでもなると思いますが、蔭山もクールに見えて伯朗のことを気にかけていたのではないかと思うので、ちょっとかわいそうかなとは思いました・・・
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